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研究
九州大学ユネスコチェアは、国外のパートナーと連携してさまざまな研究活動に取り組んでいます。現在、進行中のプロジェクトとしては、まず、ユネスコMGIEPが主導する教育アセスメント事業の一環である、教育の「コンテキスト」の調査とその調整があります。このプロジェクトには本校のパートナー機関の研究者も関わっており、文化の多様性とアイデンティティの政治に関連する教育政策と実践について、共にアジアの文脈から、論考を重ねています。
他にも、市民教育の政治と倫理、および教育哲学について、より広く(特にアジアに着目した)国際比較研究にも取り組んでいます。
また、「愛国教育」という政治的な運動が、学校教育、高等教育を超えて公共にも影響を与えることを考慮し、アジア社会における公共文化と歴史に関する研究も行っています。例えば、WARMAPプロジェクトの一環として、アジアの歴史的遺産をめぐる政治に関する研究を、UCLおよび西オーストラリア大学と共に進めています。

現在進行中の研究
- ISEEA (The International Scientific and Evidence-based
Educational Assessment) (with UNESCO-MGIEP) - アジアの歴史的遺産をめぐる政治に関連する研究 (WARMAP)
- ユネスコの持続的可能な開発のための教育のディスコースに関する研究
- 東アジアにおける、シティズンシップ、イデオロギー、アイデンティティ・ポリティクス
- 文化多様性と多文化主義と教育
- 倫理と教育
- 教育におけるアセスメント、公平性、社会公正

